(動脈化学塞栓療法)
IGTクリニックの
血管内治療は
「がん」を
小さくすることを
目的にしています
この技術は
「良性腫瘍」
にも適用できます
動脈化学塞栓療法
(健康保険適用)
血管内治療とは、カテーテル(直径1ミリ程の細長い管)を使って、血管の中から病気を治療する方法の総称です。一般的な手術と比べてメスを使わないため、副作用は少ないことが挙げられます。
IVR・画像下治療のひとつの治療法であり、今後開発される貴重な薬剤や、培養細胞をいろいろな臓器や病巣に届けるための技術としてさらに発展が期待されています。多血性腫瘍に対して保険適応となっている治療です。
がんの多くは、周囲を走行する動脈を刺激することで、新しい血管を作り出します。
がんはその血管(腫瘍血管)を介して、必要な栄養や酸素を取り込んで、さらに大きくなっていきます。
当院が行っている動脈化学塞栓療法は、カテーテル(直径1ミリ程の細長い管)を「がん」を栄養する動脈に進め、なるべく「がん」だけに薬を注入し、薬が流れ去らないように動脈に蓋をしておくという治療です。
腫瘍血管からがん組織に高濃度の薬剤を直接注入する事で、薬剤の使用量も少なくてすむため、全身化学療法に比べて副作用が少ないことが特徴です。
肝細胞がん
乳がん
膵がん
卵巣がん
腎臓がん
その他
-子宮筋腫-
症状あり、閉経前の方が
対象になります。
欧米ではカテーテルにより筋腫に栄養を与える動脈をふさぎ、壊死させて縮小する、私たちの得意とする血管内治療がおこなわれてきました。
しかし、日本では2014 年まで保険の適用にならず、自費での治療になる関係であまり知られていませんでした。当院では当日から歩いたり食事も普通にでき、3泊4日程度の入院で身体の負担も少ない治療がおこなえます。
子宮動脈に選択的にマイクロカテーテルを挿入し、血流豊富な子宮筋腫の血流を止めることで、子宮筋腫の縮小を図ることができます。約8割の方が、1回の治療で症状が改善します。当院では球状塞栓物質の中に局所麻酔薬を染み込ませて治療しますので、術後の痛みは軽減されます。
IGTクリニックは子宮動脈塞栓術を開発したフランスの病院から指導を受け、この治療が日本に導入された時から子宮筋腫の治療に当たっています。
この治療が子宮筋腫に有効なことは既に証明されていますが、問題となるのは治療に伴う下腹部の痛みです。IGTクリニックではなるべく痛みの少ない方法を模索しています。このため以下の臨床研究を計画しています。
子宮筋腫の症状に悩まれ、子宮動脈塞栓術の治療を希望されている方々のご協力をお願いします。
この治療研究に参加を希望される方は、通常通りIGTクリニックに電話で診療予約をお願いします。
〒598-0047 大阪府泉佐野市りんくう往来南3番41
メディカルりんくうポート 3階・4階・5階