子宮筋腫の治療
臨床研究にご協力ください
IGTクリニックは子宮動脈塞栓術を開発したフランスの病院から指導を受け、この治療が日本に導入された時から子宮筋腫の治療に当たっています。
この治療が子宮筋腫に有効なことは既に証明されていますが、問題となるのは治療に伴う下腹部の痛みです。IGTクリニックではなるべく痛みの少ない方法を模索しています。このため以下の臨床研究を計画しています。
子宮筋腫の症状に悩まれ、子宮動脈塞栓術の治療を希望されている方々のご協力をお願いします。
この治療研究に参加を希望される方は、通常通りIGTクリニックに電話で診療予約をお願いします。
研究内容
【研究題名】
子宮筋腫治療におけるキシロカイン含有SAP-MSの疼痛抑制効果の検証
【研究目的】
キシロカイン含有SAP-MSの疼痛抑制効果を確認し、現在行われてる子宮筋腫治療をより副作用の少ない治療として広めることを目的とします。
【研究の概要】
子宮筋腫の治療法として子宮動脈塞栓術はその有効性が確認され、日本でも保険適応となり標準治療として認められています。
この治療法は侵襲が少なく数々の利点を持っていますが、治療後数日間の下腹部の痛みが強く、痛みを取るため医療麻薬の投与や硬膜外麻酔が行われています。
IGTクリニックでは独自の取り組みとして、局所麻酔薬として広く用いられているキシロカインを球状塞栓物質であるSAP-MS(高吸水性ポリマー)に吸着させ、この塞栓材料で子宮筋腫の動脈塞栓を行い、子宮筋腫内でキシロカインをSAP-MSから放出させて痛みをコントロールする方法を試みています。すでにIGTクリニックではこの方法で、痛みが軽くなることを確認しています。
今回、キシロカイン含有SAP-MSで痛みをどの程度、どれくらいの期間コントロールできるか、また、医療費の節減に役立つのか研究を行います。
【研究施設】
IGTクリニック
【研究組織】
堀 篤史(研究責任者)、堀 信一、中村達也、槇谷和紘
【評価項目】
治療後の疼痛の程度、持続時間、筋腫の治療費用に及ぼす影響
【研究期間】
2021年8月より2年間
【この研究についての説明】
【子宮筋腫の治療】
治療効果については医師法で規制されていますので、掲載していません。
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