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論文発表
-2020年度-

前立腺癌術後にPSA値正常で再発したびまん性肝転移に対して肝動注塞栓術が奏効した1例

剣木憲文、西村憲二、植田昇太、中村達也、堀 篤史、堀 信一

癌と化学療法 47巻第2号 275-278

抄録

前立腺癌術後再発ではPSA高値となることが一般的であるが、PSA値正常であっても神経内分泌分化(neuroendocrinedifferentiation: NED)を伴い、急速な病状の進行を来すことが知られている。

治療法は確立しておらず、予後は極めて不良である。症例は70歳台、男性。前立腺癌に対して全摘術が施行された。

術前PSA値は、11.606ng/mLで、低分化型腺癌と診断された。術後22か月間ホルモン療法が施行された後、PSA値は正常範囲内で肝、肺、骨に転移が出現した。NSE、ProGRPは上昇し、NEDが疑われた。

PE療法が施行されたがPDとなり、肝動注塞栓術(TACE)が選択された。動注は左右肝動脈から4:6の割合で行われ、直後にヘパスフィアTMによる塞栓術が行われた。5回の治療により肝不全は免れ、7か月の生存を得た。

 

http://www.pieronline.jp/content/article/0385-0684/47020/275

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